毒を吐いてデトックス

私は不細工だった。しかし、あからさまにいじめられたことはなく、そこらへんはうまく立ち回っていたのかもしれない。ただ、心からの友人などはほぼいなかった。正直今思えばほぼ周りのやつも先生も嫌いだった。

ほとんど大学など行けないレベルの高校だったが、こんなしみったれた世界から離れたい一心で勉強をして大学に受かった。名前は全国的に知られてはいるが、おつむは3流の大学である。

中学か高校時代だったと思う。顔も名前も覚えていないがある女に以下の言葉を陰ではきかけられたのを急に思い出してしまう。
「あんなやつ誰も相手にしないだろ」
私に対しては、誰も興味を示さないし、男も近寄らないだろという意味だったような気がした。
相手にとっては何気ないことだだったと思うが、なぜか私の頭に強く刷り込まれ、急に思い出しては意味のない怒りの感情が噴き出てしまう。
そして、毎回以下のようなことを心の中で吐き掛け仕返しをするのである。
「てめえみたいなただ歳をとったばばぁは誰も相手にしないだろ」

こんなしみったれた環境から抜け出したことはナイスジャッジだったと過去の自分をほめてあげたい。

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